壊れたPCのハードディスクからデータを救出する仕事より、その前にすべき「大切なこと」があります!
壊れたパソコンからデータを復旧する仕事は、いつもお客様から「とても助かった」と喜んでいただけます。
喜んでいただけることは本当に嬉しいことで、やりがいのある仕事なのは間違いありません。
事実、データ復旧のサービスを提供している会社はとても多いです。
しかし、私は、本当に大切な仕事は別にあると思っています。
パソコンのデータの扱いに長けている私たちが、本当に提供すべきサービスとは、、、
壊れてしまったPC(HDD)からデータを救出するよりも前に、
データが消えてしまわないように、どのようにしてデータを扱っていくべきなのか、正しいデータバックアップのその方法をわかりやすく提供することだと思っています。
データ復旧の会社は数多くありますが、データのバックアップ方法の提供を生業としている会社は、今のところ私は1社も知りません。
お客様が、正しいデータバックアップ方法を知ることで、データが消えてしまうなんてことは確実に無くなります。
すると、データ復旧のお仕事は減っていくでしょうね。。。
それは、このデータ復旧の業界としては致命的なのかもしれません。仕事の依頼がなくなれば、収益がなくなるわけですから。
だけど私は、それはそれでいいと思っています。
自社だけの小さな利益より、もし、社会全体の多くの人の利益が生まれるのであれば、その事業、その仕事は大成功である。と、過去の企業人も仰っていました。
完全なデータ化の時代、データの重要性はすでに認知されていますし、近い将来、データの消失を防ぐ技術は完全なものになって行くと考えています。
いまから、その重要性を提供し始めることこそが、本来必要な仕事であると考えているからです。